2023年 02月 04日
大豆イソフラボンとカプサイシンで発毛効果?
昔話題になった、大豆イソフラボンとカプサイシンを一緒にとると
発毛効果があるという話について書きます。
詳しくは忘れましたが、どこかの大学教授が、このことを発見して
サプリメントになり一時期はよくラジオなどでも通販の宣伝がされていました。
一時期私もお味噌汁に一味を入れて飲んでいましたが
効果があったのかは分かりません。
大豆イソフラボンとは
大豆イソフラボンは大豆に含まれるフラボノイドです。
ポリフェノールの一種で大豆にはグリシティン、ダイゼイン、ゲニスティンという3種類が含まれています。
大豆イソフラボンを多く含む食品には、きな粉、豆腐、豆乳、納豆の他、味噌や醤油もあげられます。
イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンとよく似た働きをすることで知られています。
体毛が男性ホルモンで濃くなることは周知の事実ですが頭髪に限っては、男性ホルモンは抜け毛を促進する働きをしてしまいます。
女性ホルモンの割合の多い人ほど体毛は薄くなり髪の毛は豊かです。
イソフラボンが髪に良い理由はこうしたことによります。
ところが最近、イソフラボンだけを摂るよりも、カプサイシンを一緒に摂るほうが髪の生育によいという事実が明らかになってきました。
カプサイシンとは
カプサイシンは、トウガラシの辛み成分で脂肪燃焼効果があるとされダイエットにも重宝されています。
カプサイシンを多く含む食品としては、トウガラシやトウガラシを用いた七味、キムチ、ラー油等があげられます。カプサイシンとイソフラボンを同時に摂ると、体内にIGF-1という物質が増えます。
IGFとは別名インシュリン様成長因子のことで、細胞の発育を促進する手助けをしますが、髪の生育にも効果を発揮します。
ただ、イソフラボンを摂取して発毛効果を得る人と、そうでもない人がいます。
これは、体内でエクオールという物質をたくさん作れるかどうかで違ってきます。エクオールはイソフラボンのダイゼインを材料として腸内細菌によって作り出されますが、エストロゲン様の働きがより強いと言われています。
by nikkiblog8
| 2023-02-04 15:13
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